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なぜ、スマートニュースなのか? 営業3名が語る転職のきっかけと入社の決め手

どんなきっかけでスマートニュースと出会い、なにを求めてスマートニュースへ入社するのか。今回は「転職」というテーマにフォーカスして、3名の営業職のメンバーに転職活動時の気持ちや入社後に感じたことを語ってもらいました。
[左] 原田 竜之介(ハラダ リュウノスケ)
広告代理店やX(旧Twitter)での豊富な経験を経て、2025年6月にスマートニュースにSenior Account Executiveとして入社。Industry Salesチームに所属し、CPG(消費財)領域を担当。飲料・アルコールメーカーを中心に、お菓子や食品業界に携わり、広告戦略の立案から実行までを一手に担い、ブランド価値の最大化と広告効果の向上に取り組む。
[中] 上野 政史(ウエノ マサシ)
ヘアメイクとしてキャリアをスタートし、広告代理店での実績を経て、2024年5月にスマートニュースに入社。Strategic Agency Salesチームに所属し、代理店の広告運用を支援。2025年9月より、Digital Agency SalesにてSMB領域を担当し、幅広い業界のお客さまに対して戦略的な広告ソリューションを提供。
[右] 山本 千尋(ヤマモト チヒロ)
新卒でスターバックスに入社し、店長として店舗マネジメントを経験。その後、広告代理店で実績を重ね、2025年1月にスマートニュースにAccount Managerとして入社。Industry Salesチームに所属し、健康食品や通販コスメ領域の広告運用を支援。2025年9月よりJP Advertiser Marketingも兼務し、自社のBtoBマーケティング支援へと活躍の場を広げる。
元X、ヘアメイク、スタバ店長。多様な営業メンバーが集結
— ここ1〜2年で入社された方々にお集まりいただきました。まずは、これまでの経歴と自己紹介をお願いします!

原田さん:新卒でアパレルメーカーに入社し数年働いたあと、PR会社や総合広告代理店などでマーケティング業界のキャリアを積んできました。前職はX(旧Twitter)で、営業担当としてミドルマーケットチームやCPGチームに所属していました。スマートニュースでは営業活動にとどまらず、ブランド系の広告企画やプロダクト開発にも関わっていきたいと考えています。

上野さん:僕はすこしユニークな経歴でして……。美容免許を持っていたため、キャリアの初期はフリーランスのヘアメイクとして活動していました。その後、知人の紹介でLVMHグループ傘下のアパレルブランドに転職。しかし、別の会社で広報として活躍する友人の姿や自分とは異なる働き方に刺激を受け、50名規模の広告代理店に未経験で飛び込みました。最初はコンサルタントという立場からスタートして、営業も兼務しながら6年半ほど。最終的には、戦略を考えたり、採用を担当したり、事業部長に近い立場で働いていました。

山本さん:私はもともと接客が好きで、「お店に立ちたい」という思いから新卒でスターバックスに入社しました。千葉・茨城エリアを中心に店長として約4年半、10店舗ほどを担当。採用・育成計画から事業計画、オペレーションまで幅広く任せてもらっていましたが……。コロナ禍では集客の難しさと広告の重要性を痛感しまして。そこから、未経験だったんですけど広告代理店に転職をして、営業や広告運用、クリエイティブ制作などに携わってきました。
自社開発だから、広告企画のアイデアを形にできる
— まずは原田さん、転職を考えはじめたきっかけを教えてください。
原田さん: 前職のXでは世界中に多くのユーザーを抱えていて、社会的な影響力も大きいものでした。だからこそ、「どうバズらせるか」「どうメディアと連動させるか」といった企画力が問われる環境で、学びが多かったです。
一方で、グローバル企業として体制やレギュレーションがしっかりしていて、プロダクトの開発や仕様変更は海外の本社主導で進むケースも多々ありました。そうしたなかで、お客さまのニーズや現場のアイデアをもとに、スピーディーにプロダクト開発が進む環境に魅力を感じはじめたのがきっかけです。
— スマートニュースではそれが実現できると感じたのですか?
原田さん: スマートニュースは日本にもエンジニアやプロダクト担当が在籍していて、チームとの距離が近いんです。それに、会社規模や事業フェーズを踏まえると、ここが最も自分の影響範囲を広げられる環境だと感じました。個人の裁量が大きく、アイデアをスピーディーに形にできるだろうと。強いオーナーシップが求められますが、成長できるとも思いました。加えて、ニュースアプリという媒体特性上、広告によって瞬間的な話題を世の中につくる戦略だけでなく、継続的な支援ができると考えたことも入社の決め手となりました。
— 入社後、実際にアイデアを形にできた事例があれば教えてください。
原田さん:実現したことと、進行中のものがあります。どちらも社内外のさまざまメンバーの協力を得ながら、お客さまのニーズの実現を目指しています。

1つ目は、天候と商品を連動させた広告企画です。ユーザーにとって身近なコンテンツと掛け合わせながら、ブランドの魅力を届けることを目指しました。
今は、ユーザーが「参加したくなる体験」を生み出す、新しい広告フォーマットの開発に尽力しています。担当しているお客さまの商品の特徴を考えると、どれだけ「おもしろく・楽しく」を実現できるかが鍵だと考えていまして。チームと意見を出し合いながら、まさにチャレンジを続けているところです。
ミッションへの共感とスマニューに感じた「ひと」の良さ
— 次は上野さん、転職を考えはじめたきっかけを教えてください。
上野さん:前職の広告代理店で6年半ほど、営業現場からマネジメントまでさまざまな経験を積んできました。そうして培ってきたスキルや経験がどれほど通じるかチャレンジをしてみたかったからです。
— どうしてスマートニュースに?
上野さん:きっかけはスカウトのオファーメールをどこよりも早くいただいたことです。ただ、前職でスマートニュース広告を運用していて、もともとポジティブな印象もありました。営業担当の方が常に真摯に向き合ってくれて、ホスピタリティが非常に高いなと。そういう姿勢は、社員一人ひとりが仕事に誇りを持っていないとできないなと感じていました。

— ホスピタリティの高さが、最終的な決め手となったのでしょうか?
上野さん:あくまで複合的に決めましたが、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」というミッションへの共感と、自分のライフステージに合わせた柔軟な働き方ができる点にも魅力を感じました。
今の時代、情報があふれていて、何が正しいのか判断が難しい場面も多いと思います。そのなかで、信頼できる形でニュースを届けるために尽力する姿勢に共感しました。また、面接官や採用担当者とお話するなかで、現場メンバーの働き方やサポート体制についても理解が深まりました。社員だけでなく家族も含めて幅広く支援する制度が整っていて、会社がメンバーの成長や健康に真摯に向き合っていることにも魅力を感じたことを覚えています。
— 上野さんがお客さまとのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?
上野さん:入社してからは、広告代理店の方々と二人三脚で一緒に成果をつくっていくような営業をしています。信頼関係の構築が何より大切なので「お客さま」というよりは、共に仕事をさせていただくパートナーという感覚で取り組むようになりました。
代理店の役員の方も交えた四半期ごとの振り返りミーティングで、数値成果についてフィードバックをお伝えしたり、次の課題を一緒に整理したりする機会もいただいています。まさにチームで一丸となって取り組んでいるような感覚があって、協力して目標を達成する喜びを感じていますね。
ここなら「好き」と「やりたい」をどちらも叶えられる
— 次に山本さん、転職を考えはじめたきっかけを教えてください。
山本さん:広告代理店で経験を積むなかで、ビジネスを成長させる過程により深く、ダイレクトに関わりたいと思ったのがきっかけです。
— どうしてスマートニュースが選択肢に入ってきたのですか?
山本さん:もともとマーケティング職を目指していたので、営業職は受けるつもりはありませんでした。ただ、私も上野さんと同じように、前職でスマートニュースの担当者とやりとりをするなかで「この会社の人たち、いいな」と直感的に感じていて、知人から紹介されたときに試しに受けてみようと決めたんです。

ただ実は、ベンチャー企業のマーケティング職でオファーも受けていまして……。自分のやりたいことがダイレクトにできる環境だったので本当に悩みました。ただ、プロダクトとしては、スマートニュースへの関心が強かったんです。前職で実際に運用していたので、愛着のようなものもあって。
「好きなものをもっと良くして、より多くの人に届けたい」という軸を大事にしたくて、最終的にはスマートニュースへの入社を決意しました。
— マーケティングをやりたいという気持ちには、どのように折り合いをつけたのでしょうか?
山本さん:諦めた訳ではありませんでした。いますぐマーケティング職にチャレンジするよりも、スマートニュースで営業としての経験を積むことが自分のキャリアにとってプラスになると感じたんです。また、マーケティングの部署もありましたし、遠回りになったとしても将来任せてもらえる可能性があると、多くの社員の方と会話をするなかで感じていました。
実は今年の9月からは、営業活動をしながらマーケティングにも携わっています。セルフサーブ型広告の立ち上げの際にチャンスがあったため、「やりたい」と手を挙げたところ、任せてもらえることになりました。
こんなに早くチャンスが訪れて驚いています。面接のときからずっと「マーケティングをやりたい」と言い続けていたので、やりたいことを声に出して言い続けることが、大事だなと実感しました。
「お客さまの声」に向き合う広告プロダクト開発
— みなさんスマートニュースやSmartNewsの広告プロダクトには、いい印象を持たれていたのですね。

山本さん:正直、SmartNewsの広告を運用する立場としては、最初は使うのが難しいと思うこともありました。ただ、営業担当の方が真剣に相談にのってくれたんです。現在の日本の広告事業責任者の西出さんも交えて、ヒアリングの機会を設けていただいて。どこに難しさがあるのか、なにを改善すれば解消するのかなど細かく話を聞いてくれました。しかも、2度もその機会をセッティングしてもらえたんです。
そのあと、実際に機能が改善されていて。ユーザーの声がちゃんとプロダクトに反映されていることに驚きました。「お客さまのためにいいものをつくる」と言うのは簡単でも、実行するのは難しいと思うんです。嘘のない会社だなというか、なかなかできることではないと感じました。
上野さん:そうそう、お客さまに向き合う姿勢はすばらしいですよね。前職ではスマートニュース広告に特段大きな予算をかけている訳ではありませんでしたが、予算規模に関わらず、担当者の方はいつも真剣に向き合ってくれていました。
原田さん:実際に入社してから思うのは、そうやってお客さまのフィードバックを反映するために尽力することも多いということです。

この間もお客さまの声を参考に「こういうことができないか」とプロダクトチームに掛け合いました。すべてを実現できる訳ではありませんが、今回は順調にローンチに向けて動いています。
会った面接官全員と一緒に働きたいと思えた
— スマートニュースへの入社前後、印象に残っていることはありますか?
山本さん:私は選考のことが印象に残りました。スマートニュースでは5名の面接官とお話をする機会があったので、ミスマッチがないかをじっくり確かめることができたのがよかったです。複数のオファーのなかで悩んでいましたが、おかげで今でも自分の選択に自信を持つことができています。
「面接で会った5名全員と一緒に働きたい」と思ったんですけど、これって実はすごい確率ですよね。ミッションやカルチャーが浸透しているからこそ、全員から等しくポジティブな印象を受けたんだと思います。他社選考のことをお伝えしても無理なアプローチもなく、面談のような雰囲気で会話を楽しむことができました。
上野さん:たしかに、自分のときも「面接っぽさ」はあまりなかったですね。自分の場合は特に、前職でもご縁があった方々との面接だったということもあり、カジュアルな雰囲気で進みまして。強く何かをプッシュされるということもなく、ざっくばらんにお話できました。

原田さん:私は、カルチャー面で印象深いことがあります。前職は「個」の文化が強かった部分もありますが、スマートニュースは「チーム」で動く意識がとても強いです。
チームで動くと、ミーティングが多くなったり、決済までの道のりが慎重になったりするので、そこは前職との違いを感じましたね。ただ、だからこそチームワークでシナジーを生みやすく、お客さまの声を拾って形にしやすい環境があるんだと思います。
「自分から動く」というあたり前こそ重要
— 最後に、スマートニュースに応募を検討している方へのアドバイスをお願いします!
原田さん:関わる人へのリスペクトの気持ちを持って行動できる人や、オーナーシップを持って動ける人は、スマートニュースにマッチすると思います。チームで動く意識は強いものの、事業規模的には一人ひとりが「自分が起業家」という気持ちが必要です。そういう環境を好む方は、楽しめると思います。
上野さん:たしかに、オーナーシップを持って主体的に動くことは求められますね。主体的に動くためには自分のなかで仮説を立てて、それを確かめる作業が必要だと思います。だからこそ、仮説を立てて検証するのが得意な人にはマッチしそうです。
あと、チーム連携を強めるために、入社後すぐメンバーの方々と1on1をしました。「最近入社した上野です、ぜひお話させてください〜」という感じで、面識のない方々にも自分からお願いの連絡をして。ほかの部署やチームではどう運用しているかわかりませんが、こういう場面でも主体的に動ける方は強いんじゃないでしょうか。
山本さん:それ、私もやりました! 私は営業組織の方ほぼ全員にお願いしたので、入社後は1週間ずっと毎日10 個ぐらいミーティングがありました(笑)。困ったときに誰に何を相談したらいいのかという感覚を掴めたので、やってよかったなと思います。
あとスマートニュースは、やりたいことを任せてもらいやすい環境だと感じています。「こうした方がいいのでは?」と提案すると、「じゃあやってみよう」と背中を押してもらえることが多いです。行動を起こすのが苦手な方にとっては大変に感じるかもしれませんが、成し遂げたいことが明確な人にとってはとても動きやすく成長できる環境だと思います。

編集後記
今回は、普段ビジネス職採用のサポートをしている私がカジュアル面談やオファー面談を担当した方々にもご参加いただきました。そんなみなさんが、お客さまのためにと奮闘している様子や、やりたいことを実現している様子を見て、採用に関われたことをあらためて誇りに感じます。
私は、スマートニュースは本当に飽きない会社だなと思っています。やりたいことが次から次へと出てきて、気がついたらもうすぐ4年を迎えます。今回のインタビューでも出てきた通り「やりたい」を発信すると、本当に機会が巡ってくることも。そして勢いよく「やります!」と言うと忙しくなって後悔したり、ちょっと油断すると熱量の高いまわりのメンバーに置いていかれて焦ったり(笑)。そんな環境で日々成長を実感できますし、なにより楽しくてやめられません。
そんなスマートニュースで、次のキャリアを歩みたい方はぜひお待ちしております!
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取材 / 文 = Talent Acquisition Operations Associate(多田)
編集 / 撮影 = Inside SmartNews編集部(花井)