Inside SmartNews

未上場×グローバルの事業成長を後押し。スマートニュース経理チームが挑む「守りと攻め」

2026年03月05日

  • LINEに投稿する
  • Xに投稿する
  • LinkedInに投稿する
  • Facebookに投稿する
  • リンクをコピーする

「未上場×グローバル」。このキーワードが示す通り、スマートニュースの経理チームが向き合うのは、前例のない課題と学びの連続です。日々、いかにして盤石な「守り」を築き、事業成長を「後押し」しているのか。今回は、監査法人/上場企業出身のマネージャー、事業会社で経験を積んできたベテラン、派遣社員として入社し現在は正社員として活躍するメンバーの3名が集結。三者三様の視点から、経理チームの裏側に迫ります。



荒浪寿久(アラナミトシヒサ)
Manager, Accounting [写真中央]
会計士試験合格後、監査法人でキャリアをスタート。ミドルマーケット企業を中心に監査・IPO支援に従事。その後、上場会社で財務・IR・経理などコーポレートファイナンス領域を担当し、再び監査法人を経て2020年2月にスマートニュースへ入社。現在はAccountingマネージャーとして、日本および海外を横断し、グローバルなアカウンティング体制をリードしている。

川辺裕太郎(カワベユウタロウ)Senior Accountant, Manager of Sales Administration [写真左]
新卒でメーカーに入社し、経理や営業管理を経験。その後事業会社へ転じ、約6年間にわたり経理業務を担当。連結決算やロイヤリティ管理、海外周りの経理処理全般など幅広い領域を担う。2025年6月にスマートニュースに入社し、単体決算の取りまとめやIFRS対応、新規プロジェクトの会計・税務検討などを推進。入社まもなくSalesAdministrationチームのマネージャーに就任し、組織運営も担う。

樋口未来(ヒグチミク)Accountant [写真右]
飲食業界のサービス職を経て、経理へキャリアチェンジ。その後1年間の海外経験を経て、帰国後に派遣社員として2020年10月にスマートニュースへ参画。実務経験1年という状態からスタートしながらも、着実に信頼を積み重ね、契約社員・正社員へと活躍の場を広げていく。現在は決算や経費精算、子会社間請求など幅広い役割を担い、チームの基盤を支える。

勢いと安定感が同居? 経理メンバーがスマートニュースを選んだ理由

 本日はよろしくお願いします!まずは、みなさんのスマートニュースに入社したきっかけから教えてください。

荒浪さん:監査法人や上場企業で経験を積むなかで、「スタートアップで自分の力を試してみたい」と思うようになったのがきっかけです。組織としての伸びしろが大きい企業を軸に業界問わず探していました。ただ、成長中のスタートアップは若いメンバーが多くエネルギーがある反面、管理体制とのバランスを保つ難しさもあると思っていました。

14_02.webp
そんななか、スマートニュースは想像以上に経験豊富なベテランが多く、勢いがありながらも確かな安定感がありました。ここなら思い切って挑戦できると確信し、迷わず入社を決めましたね。

川辺さん:私は新卒でメーカーに入り工場経理や営業管理を担当していました。そのあとは株式会社ポケモンに、社名に惹かれたことがきっかけで転職を(笑)。ロイヤリティの計算・管理など前職特有の分野については「自分の城」のようなポジションを築けていたのですが……。より専門スキルを高め、会社の成長をコーポレート側から力強く後押ししたいという思いから転職活動を始めました。

14_03.webp
そのタイミングでスマートニュースからスカウトをいただきました。面接で話を聞くなかで「この会社で働いたら楽しそうだ」という直感があり、ほかの企業は受けずに1社単願で入社を決め切りました。荒浪さんが言うように、スタートアップらしい機動力がありながら、各分野のスペシャリストが揃っていて落ち着いている方が多く、意見をしっかりと受け入れてくれる人の良さにも惹かれましたね。

荒浪さん:川辺さんの採用には私も関わったのですが、過去の厳しい環境で着実に力を身につけてこられたことや、それに裏打ちされた自信が応募書類から伝わってきて、採用担当と「すごい人が来ました!」と興奮したのを覚えています。

─ 樋口さんは、お二人とは少し違うルートで入社されたと伺っています。

14_5.webp
樋口さん:はい。私は飲食業界からキャリアチェンジし、1年間のワーキングホリデーを経て、派遣社員としてスマートニュースを紹介されたのが始まりです。当時は経理経験が1年程度しかなく、知識では敵わないと自覚していたので、「手となり足となり、何でもやります!」というやる気だけは絶対に伝えようと顔合わせに臨みました。

契約転換の機会をいただき、いまは正社員として働いています。経費精算や請求関連で色々なチームの方とSlackでやり取りをするので、実際にお会いすると「いつも経費精算でお世話になってます!」「あの樋口さんですね!Slackアイコンと違いますね(笑)」とか声をかけていただくことが多いです。

荒浪さん:経理というポジションは最前線で現場とやり取りする際、怖い顔をしていると誰も相談に来なくなってしまいます。樋口さんはお人柄の良さやホスピタリティが雰囲気に表れていて、それでいて根性も溢れていました。実際に入社してからも、「私がやります!」と積極的に手を挙げて猛スピードで成長していく姿を見て、素晴らしいなと。結果的に派遣社員から契約社員へ。そして今は正社員に。樋口さんのように現場の信頼を勝ち取り、着実に守備範囲を広げている存在は、チームにとって大きな力です。この調子でいずれは部門長になる成長ストーリーを見せてほしいなと思っています。

14_6.webp
樋口さん:それはさすがに……!(笑)

走りながら考えるから、倍速でスキルが身につく

─ 実際に入社されてみて、前職とのギャップや「スマートニュースならではの違い」を感じる場面はありましたか?

荒浪さん:スマートニュースは「国内外含めたくさんの事業上のチャレンジがある会社」なので、自分で新しく学んで守備範囲を広げていく領域が多いのが特徴です。各担当チームと並走しながら対応方法を考えていていく難しさと面白さがある環境ですね。

たとえば海外展開に伴い、アメリカのTAXや移転価格など、日本の経理知識だけでは太刀打ちできない国際的な税務の知識が必要になります。スタートアップの場合、未踏の領域であっても、とても速いスピードで実行に移すことが求められるため、経理側も猛勉強しながら対応していくのが常です。

ほかの会社であれば、年次を重ねないと回ってこないような業務を、早い段階から経験できることはスマートニュースならではの大きな魅力だと感じます。

樋口さん:私は知識が少ない状態でのスタートでしたが、荒浪さんをはじめチームのみなさんが「一緒に成長しよう」という姿勢で向き合ってくれました。入社当初から「派遣だから」と雇用形態で線を引かれることなくチャンスをいただけたので、入社後も怖いというより楽しい雰囲気のなかでずっと仕事ができています。

14_07.webp

─ スマートニュースの経理業務におけるAI活用はいかがですか?

荒浪さん:使いまくっています! たとえば検討が必要な事象が発生した際、「会計的にはどう捉えるか」「税務的には〜」「アメリカでは〜」「国際的には〜」など、複雑な事象に対し、まずはAIを壁打ち相手として活用し、論点を整理します。もちろん、最終的な判断は我々人間が責任を持って精査しますが、ベースができることでより本質的な意思決定に時間を割けるようになりました。また、人間が気づかないような数値分析の視点を出してくれることもあり、経営の意思決定に役立つ可能性も秘めています。

14_08.webp
川辺さん:経理のキャリアを重ねると、単なる仕訳だけでなく「新しいビジネスに対して会計・税務的にどう判断するか」が重要になります。下調べをAIがサポートしてくれれば、私たちは判断や意思決定といった、より事業をドライブする「攻めの業務」に集中できるようになります。

荒浪さん:「AIに仕事を取られる」と恐れるのではなく、「経理×AI」のスキルを身につけることが、これからの人材には必須だと考えています。最近「経理×AI入門」という本を買ってインプットもしています。

川辺さん:その本、自分も読もうと思ったんですけど売り切れてて……。

荒浪さん:じゃあ今度、会社に持っていきますよ。

川辺さん:やった!

グローバルな組織で、英語よりも大切なこと

─ グローバルに事業展開をするなかで、英語でのコミュニケーションに壁は感じませんか?

荒浪さん:Accounting組織はアメリカやシンガポールにメンバーがいて国際色が豊かです。ただ、正直に言いますと……。私はInternational Accountingのマネージャーを兼務していますが、英語はあまり得意ではないです(笑)。

14_09.webp
とはいえ、今は翻訳ツールの発展で言語のハードルは低くなっています。大切なのは、英語力そのものよりも「自分がその担当業務を完遂するんだ」「グローバルのメンバーたちとちゃんと話すんだ」という意志と工夫です。

樋口さん:グローバルチームのみなさんも本当にいい人たちです。私も英語は全然得意ではないですが、どうしても伝えたいことがあるときは、資料をつくって事前に共有しておくなど工夫しています。そうしたちょっとした工夫でコミュニケーションは円滑に進むのかなと思っています。

川辺さん:私も同意見で、英語というハードルはむしろ低いと感じます。翻訳ツールや生成AIは便利ですし、スマートニュースにはインハウスの通訳チームがいるので、会議でもコミュニケーションのサポートをしてもらえます。英語スキル云々ではなく「問題を構造化して、日本語できちんと整理・言語化する力」のほうが、実は重要で役に立っている実感がありますね。

あとは英語とは関係ないですが、過去に海外の子会社対応で苦戦した経験もあるので、スマートニュースのグローバルチームのメンバーがスピーディに返答してくれることには嬉しい驚きがありました。

変化を楽しみ、事業を後押しする「ガソリン」に

─ 最後に、今後の展望と、応募を検討されている方へのメッセージをお願いします。

川辺さん:私は社内の「わからないことをなくしたい」です。過去の対応がなぜそうなったのか、すべて経理が説明できる状態にして、体制や枠組みづくりを行いたいですね。守りの基盤が安定して初めて、その先の「攻めの経理」につながっていくはずです。

樋口さん:私は、経費精算や請求書の申請などについて、私たちが処理しやすい方法ではなく、従業員のみなさんにとって使いやすい仕組みに改善していきたいです。人の入れ替わりや時間の経過によって、当時は最適だった方法が使いにくくなることもあります。その結果、問い合わせが増えてしまうことも少なくありません。だからこそ、さまざまな方の意見やアドバイスを取り入れながら、申請そのものが楽になる仕組みをつくっていきたいと思っています。

荒浪さん:私たちは、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」というスマートニュースのミッションを達成するために、事業を後押しする役割を担っています。

14_10.webp
制度を強固で安全なものにし、事業部の方々がもっと前に出られるようにするための「ガソリン」のような存在でありたいです。そして同時に、心理的安全性が確保された、誰であっても相談しやすいチームであり続けたいと思っています。

大きな会社と比べれば整っていない部分もありますが、だからこそ挑戦できる領域は広く、裁量もあります。この倍速で学べる環境を前向きに捉え、自分自身の「糧」として楽しめる方にとっては最高の環境です。ぜひ一緒に成長し、楽しみながら働きましょう。ご応募をお待ちしています!

▶ 経理チームでは Senior Accountant を募集中です!

取材 / 文 = Talent Acquisition Recruiter(多田)
編集 / 撮影 = Inside SmartNews編集部(花井)

  • LINEに投稿する
  • Xに投稿する
  • LinkedInに投稿する
  • Facebookに投稿する
  • リンクをコピーする